今日も営業車の中で昼寝しとこうかな。
お前いつか上司に報告されるぞ。
『サボり癖』
人間にはサボり癖なるものがある。僕はその昔おサボりクソ野郎で有名でした。
僕は、人間の半分は『サボり』で出来ているといっても過言では無いと思ってました。
やはり辛いことよりも楽なことをして生きている方が楽しい訳だし。
どこかで楽をしたいと考えるのが人間らしい事だと思うのだ。
今回はそんな『サボり癖』についての話。
『サボり』は意外とバレてる
まず、上手にサボってるとは言え、度が過ぎるとサボりは大抵バレます。
僕がまだ学生の頃の話だが、結構学校をズル休みしてました。
割と頻繁に休む子だったので、『体調不良』という理由だけではもう休む理由が足りなくなってました。
そりゃそうですね、週に3日も4日も体調不良、しかもそれが毎週となれば学校側も不振に思ってくる訳です。
そのため、僕は手を変え品を変え適当に休む理由を見繕っていた。
しかし『腹痛』や『頭痛』も無限に続く訳では無いので、最終的に言い訳に追い詰められた僕は、
今日は歯茎が痛いから休みます
と言ってた。
もちろん僕はズル休みが発覚し、強制的に登校させられる事になった訳だ。
やり過ぎるとサボりは辻褄が合わなくなる事が多い為、意外とバレるものなのです。
息抜きが続くとそれがサボりになる
しかしだ、仕事にせよ、学業にせよ、最初から最後までサボらず全力でやるのは正直しんどい。
適当なところで小休憩を挟みながらやる方が絶対に効率がいい筈だ。
だがこの『小休憩』『息抜き』と呼ばれるものが厄介なヤツでして。
嫌な事への集中力は続かないが、楽な事への集中力は続くもの。
ちょっとした息抜きのつもりが、ガッツリ映画1本見終えてしまうのだ。
僕も資格勉強中はコレにかなり悩まされた。
『勉強中に床のホコリが気になる』→『コロコロを使って掃除する』→『その先の床のホコリが気になる』→『立ち上がってコロコロしに行く』→『その先の・・・』
みたいな感じで、気が付けば1時間近く部屋の掃除をしていたなんて事もしばしば。
要は本来作業効率を上げるために行う筈の『小休憩』や『息抜き』が本業の時間を上回った時、それが『サボり』となる訳ですね。
『サボり』にはリスクがある
『サボりにはリスク』が伴います。
サボりはやるべきことをやってない訳なので、基本どれだけ言い訳しても受け入れられません。
働かないのに給料払ってくれる会社なんてありませんし、給料は働いた対価として貰う物ですからね。
「サボった結果こんな大事になってしまった・・・」ぐらいの出来事がないと人間そんな簡単にサボりを辞められない生き物だと思ってます。
僕も20代前半の頃、サボりでとんでもない事をやらかしました。
その時に、一緒に謝ってくれた上司や友人、そして家族の姿を見て僕は『サボり』が持っているリスクを身を持って体験しました。
その当時、サボるとはリスクのある行為なのだという自覚が無かった訳ですね。
しかし僕はそれ以来、どんなにサボりたい時があっても、小休憩程度の時間を決めるようになったし、やるべきことはきちんとやるようになりました。
結局、最終的に『サボり癖』を治すには荒療治しかなのだと実感。
追い詰められて、締切逃して、痛い目見ないと人間は学習しない生き物なのです。
まとめ
こうすれば効率よく休めるとか、こんな便利グッズがあるなんて言うが、そんな簡単にサボり癖は治らない。
サボり癖があるアナタに僕からのアドバイス。
一度めちゃくちゃに怒られるまでサボり続けてみればいいさ。
それで誰かにしこたま怒られて、積み上げた信用を無くして、誰かが悲しんだ姿を見て、初めて僕みたいに『サボり癖』が治ると思います。
え?それでも治らない人はどうすればいいか?
・・・そんなのもう、ニートになるしかないんじゃない?
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