【ボヤ記】数え方には由来があるって話

ボヤ記
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1匹、1頭、1台、1羽・・・

数え方が多すぎて悩む

『数え方』

 

世の中いろいろなものが溢れている。

 

溢れすぎていて何が何かわかりません。

 

もう数え方も1匹なのか1頭なのかわかりません。

 

今回はそんな『数え方』についての話。

かわいい顔したアイツ

最近、子供がウサギを飼いたいという事でペットショップに行った時に尋ねられた。

 

パパ、なんでウサギは1羽って数えるの?

・・・え?

 

突然の質問に僕はダンマリ。

 

子供は純粋だ。ここで変な事を教える訳にはいかない。

 

お父さんとしてもいつまでも答えられないもの恥ずかしいですので、

 

飼うウサギを決めたら教えてあげる

 

とかなんとか言いながらその場をやり過ごした。

 

確かに、ウサギは何故『1羽、2羽』と数えるのだろうか?

 

子供がウサギを選んでいる間に、携帯片手に僕は考えた。

 

鳥みたいに『羽』を持ってるわけでもないし。

 

アイツら飛ぶと言っても地面をぴょんぴょんする方の跳ぶだし。

 

実はその昔、あの大きな耳で空でも飛んでたのだろうか?

 

バッサバッサと羽ばたきながら、地面を駆けずり回るサルでも捕まえて食べてたのでしょうか。

 

可愛い顔して実は凶暴なヤツ・・・?

 

なーんて考えてみたが、全然答えが出ない。

 

このままでは僕は父親としての威厳が保てない。娘に蔑まれてしまう。

 

僕はとりあえず娘の気を逸らしつつ、由来を調べることにした。

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調べてみたけどそのまま子供には教えられない

グーグル先生のいうことには、ウサギの数え方の由来は諸説あるそうで。

 

一番有力なのは『ウサギの狩猟から来た説』だった。

 

この説による『1羽』数えになった理由を簡単に言うと、『うさぎを食べるため』だったそうで。

 

昔は貴重な食料源として食べられていたウサギ。

 

しかし江戸時代に仏教が浸透したことにより、四足(獣類)の肉を食べることが禁止されてしまいました。

 

狩猟で生活していた人達は、貴重な食料源が絶たれてしまいます。

 

そこで、どうにかしてウサギを食べれないか考えました。

 

そして思いついたのです。

 

『うさぎ=鵜(う)鷺(さぎ)』

 

つまり、ウサギは鳥だから食べてもいいでしょ?ってことにした訳ですね。うん、無理矢理。

 

鳥は二足ですから、仏教の教え的にも食べてもいいですしね。

 

という事で、あの可愛い可愛いウサギちゃんを食べるためのこじ付けで、ウサギの数え方が『1羽、2羽』になったという説が一番有名だった訳なのですが・・・

 

ウサギを選ぶ子供の姿を見て僕は思ったのだ。

 

これは子供に教えられんでしょ?

 

最近の子供は、牛肉や豚肉や鳥肉はスーパーに『売ってるもの』という認識しかない子が多いです。

 

肉はパックに入っているもの、要はお菓子とかと同じような感覚で肉を見ています。

 

牛さんや豚さんを〇して食べているという感覚があまりありません。

 

何かを捕獲して食べるという事自体の概念が無い子供に、ウサギを食べるためにそう数えてたんだよと言っても信じてくれません。

 

ましてや今からウサギをペットとして飼うわけですから、夢を壊すわけにもいかないのです。

 

僕は必死に考えました。

 

餌を食べてるウサギ達・・・

 

ぴょんぴょん跳ねてるウサギ達・・・

 

うるうるした瞳でこちらを見つめるウサギ達・・・

 

しかし可愛いなコイツら、ピュアな瞳でこちらを見つめやがって、まるで天使みた・・・

 

・・・はっ!!!

 

こ、これだ!これしかない!

まとめ

僕は子供に「ウサギは可愛くて天使みたいでしょ?天使には羽があるからウサギは1羽2羽って数えるんだよ」と教えました。

 

しかし、僕の顔をじーっと見つめた後に子供が一言。

 

それはキモイ。そもそも天使とかいないし。

・・・最近の子供はドライなんだなぁと思った。

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