ZLボタンって意外と使うよね
押しっぱなしにすることが多い
どうも、新型コロナでお家時間も増え、週末は家でゲームをする人も増えたのではないでしょうか。
僕は元々インドア派なので、コロナ過が全然苦ではなく、むしろ飲み会も減ってうれしい限りです。
さて、そんなこんなで家でゲーム三昧なのですが、問題になるのが『コントローラーの不具合』です。
しかしまぁ、コレがまた良く壊れるんですよ。スティックやボタンが反応しなくなるんです。
毎回毎回買い替えるのも洒落にならないので、多少の故障は自分で修理してみようと思い立った訳です。
今回の修理部分は『ジョイコン(左)のZLボタン』になります。
「『ZLボタン』が反応しない・・・」なんて場合は、今からご紹介する部分を交換することでほとんど解決します。
とても簡単ですので、皆さんのご参考になればと思いまとめてみました。
修理する為の下準備！まずは交換パーツを準備しよう
さて、では早速直して行きましょう。
では任天堂さんからパーツとなる部品を購入しまして、専用の取替器具を使って分解し・・・
・・・とはなりません。
今の世の中、交換パーツも修理キットも『Amazon』や『楽天市場
』、『Yahoo!ショッピング
』、今だと『メルカリ』などで簡単に揃えることが出来ます。
基本交換パーツは互換品ですが、今まで修理して来た限り動作不良もありませんでしたし、安く自己修理するにはこう言った物で十分でしょう。
修理に必要な物はコチラになります。
②交換パーツ
③エアダスター等
これだけ揃えてればコントローラーだけでなく、本体などの修理も出来ます。
「もう修理セットは持ってるわコラァ！」って人はコチラ ⇒ 『さっそく修理しよう』
①ドライバーセット（修理キット）
まず修理の為に必須の物が『ドライバーセット』です。
と言っても普通のプラス・マイナスドライバーでは無く、コントローラーの修理には『Y字ドライバー』という特殊な形のドライバーが必要になります。
『Y字ドライバー』は任天堂switchのジョイコンや本体の修理にも使用できますので、今後の為に1つは持ってて損は無いと思いますよ。
『修理キット』としてセットで売ってあることが多いので、このような物を選んで購入すると他の形もドライバーも合わせて購入出来てお得です。
②交換パーツ
次に必要な物が『交換パーツ』になります。
これは実際に故障している部分のパーツを都度購入すれば問題ないです。
『Amazon』や『楽天市場
』で普通に売ってますので割と簡単に揃えることが出来ます。
今回は『ジョイコン(左)のZLボタン』の交換でしたのでコチラを購入しました。
パーツは互換品ですが、今までも問題なく利用できております。
この辺は修理しながら色々と試して行った方が良いと思います。
修理の方が安く済ませることは可能ですが、どうしても互換品は不安だって人は新品でコントローラーを買い替えることも視野に入れても良いかも知れませんね。
③エアダスター等
基本的には上記の2セットで問題無く修理は出来るのですが、ここでは有ると更に良い物を紹介しておきます。
1つはホコリ取りの為の『エアダスター』です。
スティックの動作不良は、意外とゴミが詰まっただけの場合も多いので、バラしてエアーで吹くだけでも改善したりすることも多々あります。
汚れ取りの為に合わせて『綿棒』などもあれば、細かい部分もより綺麗にすることが出来きます。
コントローラーやゲーム機本体内部は細かい部品が多いので、『綿棒』は細目の物が僕は使いやすいと感じました。
2つ目は『卓上作業マット』です。
とにかくコントローラーにしてもゲーム機本体にしても、まぁネジが多いし部品は多いしで分解してると細かいものがたくさん出てきます。
手元に置いてたつもりが作業に集中していると、ポロっと机の下にエスケープしていくことも多々あります。
そうなるともう見つかりません。
精密機械のネジなんて1～2㎜ぐらいですからね、完全に行方不明です。
そんな時に役に立つのがこの『卓上作業マット』です。
取り外したネジや交換パーツ、ドライバーなども手元に置きながら作業が出来ます。
これがあるだけでネジ等の部品が無くなるリスクが抑えられますし、誤って机を傷つけてしまう心配もありません。
あと何か出来るヤツになった気分になれます。気分は大事ですよね。
修理の為に準備する物は基本コレだけ。後は自分の心意気だけですね！
ではさっそく修理していきましょう！
さっそく修理を始めて行こう！
今回修理する『ジョイコン（左）』がこちら。
こやつの『ZLボタン』が反応しません。押してもカチカチ言わない感じですね。
この場合は大体がボタンを強く押し込み過ぎたことによって、中の部品が壊れていることがほとんどです。
こんなんじゃゲームを楽しめませんね！
部品を1か所変えるだけでほぼ解決なので、さっそく直していきましょう！
ジョイコンの裏カバーを外しましょう
まずはコントローラーを裏返します。
画像の赤丸部分（ネジ4ヶ所）で固定されています。
カバーを外すために全てのネジを外していきましょう！
使用するドライバーは『Y字ドライバー』です。
間違えちゃうとネジ山が潰れちゃいますのでお間違いないように！！
基本は止めてあるネジを外すだけなので、とても簡単です。
卓上マットやテーブルの上とかでやると安定しますし、万が一中身が飛び出した時にも安心です。
裏カバーを取り外しましょう
ネジが取れたら裏カバーを外していきます。
薄いピックなどを差し込み、矢印の方向へスライドさせると簡単に外れます。
はい、外れました。意外と中はギッシリ詰まってますね。
ではこのまま先ずは『バッテリー』を取り出していきましょう！
バッテリーを取り外しましょう
画像の赤丸部分、赤と黒のコードが繋がってる黒いヤツ。これを上に引き抜きます。
コードが切れないように注意しながらも、大胆に引っ張ってあげると簡単に外れます。
そしたら『バッテリー』を取り外しましょう。
『バッテリー』は両面テープでくっ付いていますが簡単に外れます。
この状態になればOK！
よっしゃ！次いってみましょう！
バッテリー下カバーを取り外しましょう
画像の赤丸部分（ネジ3ヶ所）で固定されていますので、ネジを取り外しましょう。
使用するドライバーは『プラスドライバー』です。間違えないように！
ネジが外れたら『バッテリー下カバー』を外していくのですが、ここで注意点が1つ！！
実はこの『バッテリー下カバー』に『ZLボタン』のパーツがくっ付いているのです！
「こんなとこにおったんかワレェ！」って感じですね。←？
この時、勢いよく『バッテリー下カバー』を外してしまうと、『ZLボタン』のパーツが破損してしまいますので、取り外す際はそっと行いましょう。
バッテリーが入っていた方が下に向くように、コロンと裏返すように外してやると大丈夫でしょう。
『ZLボタン』のコネクタ（画像赤丸部分）を外し、『バッテリー下カバー』を完全に分離しましょう。
コネクタが繋がっている先の『黒い部分』を上に立ち上げてあげると簡単にコネクタが抜けます。
いよいよ、部品の交換に入っていきましょう！！慣れるとこの辺まではササっと終わります。
部品の交換をしよう
さて、あとは準備した部品と交換するだけです。
現在ついてる故障している『パーツ』を取り外していきましょう。
まずは『ZLボタン』を外します。外した際に『スプリング』が飛び出す可能性が高いので無くさないように慎重に外しましょう。
続いてパーツを固定してるネジを外していきます。ネジは『赤丸部分（1ヵ所）』になります。
ここのネジを外すとなんの抵抗も無くポロっと外れます。うん、簡単ですな。
あとは準備しておいた『パーツ』を付いていたのと同じように取り付けるだけです！！
最初の状態を写真に撮っておくと、間違え防止になります。
これで『パーツ交換』は完了なので、あとは先程までの『逆手順』で組み上げていきます。
組み立ての際の最初にして最後の難関は、外した『ZLボタン』の取り付けです。
『ZLボタン』自体はなんの問題もなくカチッと取り付け可能なのですが、下にいるこの『スプリング』が厄介なヤツなのです。
というのもコイツは『ZLボタン』を取り付けた後に取り付けるのが非常に難しいのです。
なので、『ZLボタン』を取り付ける際に『一緒』に付けてあげないといけません。
画像の様に、『スプリング』を立てて上からガチャっと『ZLボタン』をハメ込めばOKです。
「わしはこんなのが一番苦手じゃ・・・」って方は以下の画像の様に片方だけでもOKです。
左の『スプリング』だけはなんとか後からでも取り付け可能になります。
ボタンの取り付けが完了したら終わったも同然なので、パーツをコネクタに繋ぎます。
『パーツ』をコネクタに繋ぐ際は、画像赤丸が上を向く方向で繋ぎましょう！！
はい、元通りに組み上がれば、これにて『ジョイコン(左)のZLボタン』の修理完了です！！
ネジが余ってたりしてないか、最後までちゃんと確認しましょうね！
あとはswitchに繋いで問題無く『ZLボタン』が反応するか試しましょう。
正常にボタンが反応すればOK！
どうでしょう、難しかったですか？？やってみたら意外と簡単だったって人も多いのではないでしょうか？？
自分で修理を行うことで買い替えのコスト削減になりますし、ちょっとしたスキルを身に着けることも出来ます。
難しいと思っていたことでも、挑戦してみると意外と簡単なもんですよ。
それでも直らない時は買い替えも視野に入れよう！
さて、コントローラーの『故障』の中には、『パーツ交換』で直るものもあれば、やはり自力では直せないものも有ります。
はんだごてを使ったりと、さらに詳しい人の場合はもっと突っ込んで修理ができるのでしょうが、我々はプロではない訳なので、そんな時はプロの修理屋さんに頼むか、スパッと諦めて買い替えの検討をしましょう。
『ジョイコン』は一時期は品薄状態でしたが、今は普通に購入できます。
ジョイコンだけではいざという時に操作が出来ない事態に陥る場合があるので、併せて『Proコントローラー』なども持っていると便利です。
ただし、任天堂純正品の『Proコントローラー』は高いので、余程のこだわりがない場合は互換品で十分でしょう！
今の製品はとても性能がいいので、純正品と変わらない使い心地になってます。
まとめだよ
いかがだったでしょうか？『ジョイコン』の修理となると難しいのかと思っていましたが、やってみるとコレが意外と簡単なんです。
今までも何個か同じような症状が出て、泣く泣く買い替えていましたけど今になると勿体無い事をしたなぁと感じました。
自分で分解できると定期的にお掃除してあげる事も可能なのでコントローラーも長持ちします。
「難しいかも・・・」で諦めていたアナタも簡単ですので是非挑戦して見てください。
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