ネタが続く限り続ければいいさ
ネタが無いならキッパリ終わらせよう
『人気漫画の長編化』
漫画とは悲しいもので、人気が出てくるとなかなか終わらせることが出来なくなる。
まだまだ書きたい作者は早急に打ち切られ、そろそろ畳みたい作者は簡単に終わらさせてもらえない。
なんとも理不尽な実力世界に身を投じているのが『漫画家』の皆様だ。
今回は僕の大好きな漫画についての話を少し。
初めて買った漫画本は一生の思い出
僕は、週刊少年ジャンプを読んで育った。
小さい頃から読んでいたことも有り、とにかく僕は『ドラゴンボール』と『ワンピース』が大好きだ。
僕の人生の半分以上は、『鳥山明先生』と『尾田栄一郎先生』で出来ていると言っても過言ではない。
しかし僕には、舞空術も悪魔の実もないわけで。
だから、そんな大好きな世界に身を投じるには『漫画』を読み込むしかないのだ。
僕が初めて自分のお小遣いで買い揃え始めた漫画は、何を隠そう『ワンピース』だ。
当時小学生だった僕は、両親に頼み込み単行本の発売日にはいつも最新巻を購入していた。
本来、教科書が並ぶべき机の本棚には、買ってきたばかりの新刊・帯付きの『ワンピース』が並んでいた。
10巻近く揃う頃には、僕の机の一箇所を完全に占領してしまった。
20巻揃う頃には、教科書の置き場は無くなった。
30巻揃う頃には、机の上から教科書が消えた。
40巻揃えた時には、『ワンピース』に僕の机がくっついている状態だった。
そして50巻を超えた辺りで僕は思った。
え?連載長過ぎじゃね?あと俺成人してるくね?
そう、ワンピース連載当時から単行本を買い続けてきた僕は、ルフィがグランドライン前半でノタノタやってる内に、成人してしまったのだ。
巻数は尚も増え、60巻、70巻と続いていく。
本棚も購入し、僕が引っ越しをする度にルフィ達もまた、海を越え空を超え付いてきた。
当時付き合ってた彼女に「漫画本集めてるとかキモイ・・・」ってことで勝手に全巻売られたこともある。
メリー号との別れ並みに号泣しながら彼女と別れ、再び全巻大人買いしたのはいい思い出だ。
そして現在、30歳をとっくに過ぎているのだが、ワンピースは現役で集めている。
もうすぐ『100巻』に到達する勢いだ。
初めて買った漫画だったが、ここまで夢中にさせてくれてる『尾田先生』はもう妖怪だと思う。
漫画の長期化は賛成?反対?
大好きな『ワンピース』はこれからも続いて欲しいと言う気持ちで一杯なのだが・・・
年々、ある気持ちが大きくなっているのがわかる。
早く結末が知りたい
僕が生きている内に『ワンピース』を最終巻まで揃え、その本棚の前で酒を飲みたいのだ。
まったく、良い人生だった!
って言って死にたいのだ。
まぁそれは置いといて、ワンピースに限らずなのだが人気漫画の長編化は結構問題であると思うのだ。
余りにも長過ぎると、『新しいファン』の方が単行本を揃えにくいしね。
「ワンピース面白いなぁ、単行本揃えそうかな」みたいな軽いノリでは巻数多すぎて揃わないしね。
他の人気漫画についても同様で、昔に比べると明らかに漫画が『長編化』してきてるのは間違いない。
これには賛否両論あると思うのだが、僕はこの漫画の『長編化』は決して悪いことではないと思うのだ。
確かに今からワンピースを全巻揃えようと思えば、数万円かかるのかも知れない。
しかし、それぐらい1週間もバイトすれば余裕で出せると思うのだ。
スポーツでも道具にお金がかかるの事が多いし。
それぐらい夢中になれる『漫画』なら買って損はないだろと。
「◯巻で終わってれば神漫画」とか、「◯◯編で終わってれば神漫画」とか良く聞くが、そんなの長期化反対の理由にはならない。
『漫画』だって人生と同じで、楽しい時期と楽しくない時期があっていいとと思う。
楽しくない時期で見限ると、その先が見れない。
それを乗り越えた先に楽しい未来が待ってるかも知れないじゃない。
そしてその楽しくなかった時期も、後から振り返ると楽しく思えてくるかも知れないじゃない。
他人の人生に口出し出来ないように『長編漫画の人生』を否定しては行けないと思うのだ。
良いところも悪いところも、全部引っくるめてその漫画の『ファン』であるべきだと思います。
まとめ
早く終わってほしいのか、ずっと続いてほしいのか、よくわからない感じになってしまったが。
自分が好きだと思った作品は最後まで見届けるのが筋だ。
途中で嫌いになったって言ってる奴はほぼ100%私生活でも浮気とかしてると思う。
僕はワンピースが200巻になろうが購入し続けようと思います。
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