【ボヤ記】さぁ、ヒーローによる暴力行為の時間が始まるよー!って話

ボヤ記
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いつだって子どもは純粋だよなぁ。

お前も少しは見習えよ。

『ヒーロー』について先日、子どもからこんな質問を受けた。

 

パパ、なんでヒーローは敵を殴ってもいいの?

 

仮面ライダー、戦隊ヒーロー、ウルトラマン、その他アニメや漫画に置いて、必ず表現される『暴力行為』だが、それは何も敵に限ったことではない。

 

悪の組織を懲らしめる正義のヒーロー側も、結局は『暴力』によって悪をねじ伏せているだけなのだ。

 

今のご時世、PTAから「子ども向けTVの暴力的な表現反対!」が聞こえてきそうなので今回はそんな話。

重要なのは一方的な暴力ではないってところ

まず初めに、勘違いしてはいけない事だが『暴力的な表現』を全て同じものだと捉えてはいけない。

 

確かに殴る蹴るなどは暴力にあたるのだろうが、何もヒーロー側が一方的に悪の組織をボコボコにしてる訳では無いと思うのだ。

 

公園でくつろいでいた怪人を、突然ヒーローが数人がかりで襲ってる訳では無い。

 

むしろ、何もしてない一般市民を襲ってるのは怪人達の方で有る訳でして。

 

そんな理不尽な暴力からみんなを守る為にヒーローは戦う訳ですよね?

 

言ってしまえば警察と同じ役割な訳です。

 

そして肝心の戦闘についても、一方的に暴力を振るうのでは無く、お互いに攻撃し合います。

 

要はボクシングなどの格闘技の様なもんで。

 

お互いに相手を倒すために万全の準備をして戦いに挑む訳ですね。

 

スポーツマンシップに乗っ取って戦うが故に敵同士とは言え、時には良きライバルに、時には友情が芽生えちゃったりする訳なのです。

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戦闘の無い特撮を誰が見たいだろうか

「いやいや、それでも暴力は暴力でしょ?」という親御さんもいることでしょう。

 

ですが、考えてみてください、悪い事をしている怪人の横でヒーロー達が、

 

辞めてください!考え直してください!悪い事はしないでください!

 

って言ってる特撮を見たいですか?見せたいですか?

 

弁護士戦隊ベンゴシジャーですか?

 

いいですか、怪人達は要は善悪の判断がつかない悪い子なんです。言っても分からない悪い子なんです。

 

そんな悪い子はお尻叩いたりするでしょ?『躾』ってヤツですよ。(躾と暴力は違います)

 

叩かれた事が無い子どもは、叩かれる痛みを知りません。

 

だから相手を叩く時に加減が分からないんです。

 

ぬくぬく甘やかしてると、ロクな人間になりません。

 

怪人にだって改心して貰いたいのです。

 

でもそれでも上手く行かないのであれば、しっかり制裁を与えてあげるべきですよね。

 

特撮物ってのは社会の縮図のような物なのです。だから戦闘シーンって必要なんです。

まとめ

良くアニメや漫画の過激な表現を規制しろって声が上がりますが、『暴力的な表現』を見たせいで暴力的な人が出来上がる訳では無いです。

 

「こういう事をしたらダメなんだよ」って事をしっかり教えてあげれてない親のせいでそんな子が育つんです。

 

子守をスマホやテレビにさせてるから、子どもが勘違いして育つんですよ。スマホやテレビは一方的な情報ですからね。

 

良し悪し、善悪は親が教えてあげないと。

 

子どもは純粋なので、純粋な内に愛情を注いで良い事も悪い事も教育してあげるのが親の務めです。

 

だから僕は娘からの質問にもしっかり答えてあげるのです。

 

パパは良くママに叩かれてるでしょ。それと同じだよ。

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