プレステの初代の感動ときたらね、凄かったんだから。
いや普通にプレステ4の方が凄いぞ。
『初代こそが至高』
世の中には歴史のある物が数多く存在している。
その中には初代、2代目、3代目とバージョンアップを重ねながら世に出続けるロングセラーな商品もある。
僕の知り合いのS君は俗に言う『初代厨』だ。とにかく初代こそ最高、初代こそ至高、初代こそ究極、みたいなヤツだ。
ちょっと僕とは話が合わないS君。今回はそんな『初代』の話。
初代こそ原点にして頂点
確かにこれはよく聞く。
仮面ライダー叱り、ウルトラマン叱り、スーパーサイヤ人叱り、初代に関しては逸脱したデザインをしている。
息の長いコンテンツにもなると、毎年毎年新たなデザインが誕生しているのだが。
近年はそのフォルムにも限界が来てるのか、奇抜なデザインが多い印象だ。
そうなるとやはり初代のデザインが際立つ訳で。
だから初代が頂点なんだよ。他は蛇足でしかない。
という理屈なのだろうが、僕はこれ実はちょっと違うと思うのだ。
とは言え初代より良くなってるのは間違いない
プレイステーションやファミコンは僕もやったことがある。
世代とかもあるのだが、結構ハマってやってた。
その時はこれ以上凄いものは無いだろって気持ちでやってたのだが、それから数十年が経ち、ゲームはとてつもなく進化した。
後続機の方が初代よりも格段に性能は上がり、出来る事も増えた筈だ。
後続機の方が求められた改善点等に答えて行ってるものが多い為、利用者の満足度も高い。
仮面ライダーやウルトラマン等のキャラデザにしてもそうだ。
いつまでもタダのキックでは敵は倒せない為、『多種多様な技を使う必要がある』→『それが可能となるフォルムにする必要がある』訳ですね。
つまり機能や性能に関しては2代目以降の方が優秀で『初代が至高』という訳では無いのだ。
シンプルイズベスト
では初代人気の理由は何か?
ズバリ『シンプルイズベスト』だ。
これこそが初代が人気である理由だと感じる。
一番最初に世に出たものである為、初代は見た目がとてもシンプルに出来ているものが多い。
初代は万人受けが問われる為、結構鮮麗されたデザインの物が多いのだ。
後続になるものは、初代に足して足してを繰り返すので、あとになればなるほどゴチャゴチャしてしまうものが多い。
無駄な機能を付けたり、蛇足的な部分を付けたり、無駄に拘ったり。
しかし度が過ぎるとシンプルな方がカッコよく思えてくるのだ。
なんだかんだトッピングするのも美味しいが、結局トッピング無しのカレーが食べたくなるのと同じ原理だ。
クドイものが続くので、あっさりしたものがより良く感じてしまうんですね。
まとめ
なんだかんだ色々理由はあるにせよ、結局、自分が一番リアルタイムで感動・感激した物が『至高』って事で良いのではないだろうかと僕は思う。
仮面ライダー1号を見て感動した子どもは大人になっても1号が至高だろうし。
ゼロワンを見て感動した子どもは大人になってもゼロワンが至高なのだ。
アレがいい、コレがいいっていうのはそれぞれの認識であって、決して人に押し付けるものではないと思うのだ。
そんなに初代がいいんだったら毎年iphone買い替えるなよS君。
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