タトゥーだけは入れてほしくない・・・
親としては揺れるよね
『刺青・タトゥーに対する肯定派・否定派の問題』
自分に特に関係ない人が入れる分には全然気にしないが、身近な人が入れるとなると断固反対してしまう。
そんな『タトゥー』の話。
タトゥーに対するイメージの問題
さて、皆さんはこの『刺青やタトゥー』に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
威圧感があって苦手。反社のイメージがある。家族で温泉やプールに行けない。
などの否定意見と、
傷隠しや故人を偲んで入れてるものだから、悪いものではない。かっこいい。
などの肯定意見が存在します。
これについて僕が思うことですが。
例えばアナタが温泉で体を洗っている時、両隣に刺青・タトゥーがある見るからに怖い人達が座ったらどう思いますか?
僕はビビッて、古い洗濯機ばりに震えてると思います。お湯掛けちゃうとマズイかなって思ってしまうことでしょう。
でもね、これってよく考えると、刺青とかタトゥーが悪いわけではないですよね?
『刺青・タトゥーが怖い悪い』のではなく、『悪い怖い人に刺青・タトゥーがある』からビビッてしまうと思うんです。
刺青が無くても怖い人は怖いです。しかし刺青があるとその怖さが更に倍増しますよって事です。
では何故、刺青で怖さが倍増するのか?
それは我々の中に『刺青=人に危害を加える可能性が高い人』というものがあるからです。
暴力団や反社会的勢力、半グレ、暴走族などなど、逮捕された方とか見てるとほとんど刺青が入ってます。
そんなニュース等から得たイメージがそのまんま刺青と直結してしまってる訳です。
このイメージというのはとても厄介で。
警察官、消防士、医者などをイメージしてくださいと言われた時、おそらく大半の人のイメージは被る筈です。制服姿やホースを持っているなど。
では『暴力団・反社会的勢力』をイメージしてくださいと言われたらどうですか?
やはり大半の人が刺青をイメージするでしょう。
これがイメージです。
タトゥーじゃない、単に悪人が嫌いなだけ
要は『刺青・タトゥー』の否定派は、平たく言うと『人に危害を加えそうな人』が嫌いな人達なんです。
なので『刺青・タトゥーは良いのか悪いのか』みたいな議論をしてても、答えは出ないと思います。
もともと刺青・タトゥーと言う物自体には良いも悪いも無いんです。
刺青・タトゥーの使い方に問題があるから、否定される、印象が良くないってわけです。
日本における刺青の使用の仕方については、『悪い』使われ方の方が多かったということなんでしょうね。
もしも、『善い』使われ方が多かったのであれば、日本も刺青に対する受け入れ方は違ったのでしょうね・・・
更には、刺青・タトゥーを入れて後悔している人の割合が多いのも、刺青の印象を下げてる原因だと思います。
後先考えず行動してしまう=理性が効かない人なのかな?と思ってしまう為、少し距離を取りたくなるのも分かります。
でも、芸能人や外国の人も刺青やタトゥー入れてるじゃん?という意見があると思いますが。
それについては、『郷に入っては郷に従え』です。議論している場が日本である以上、余所がどうこうでは無く日本のルールに合わせるべきだと思います。
銃を所持していい国とダメな国、肌を出していい国とダメな国、その国にはその国のルールがあります。
ルールを守るのは当然のことだと思います。それがないと秩序が守られませんからね。厳しくてもルールは絶対あるべきです。
芸能人だって隠す時と隠さない時があるでしょ?決められたルールを守ってるわけです。
温泉やプールにしても、刺青がダメなところもあれば、あっても入れるところもあります。
いいですよと理解のあるところに行けばいいんです。逆に刺青が苦手な人は刺青がある人が入れない温泉に行けばいいんです。
禁止してるところが多い理由としては、やはり施設は利用者を守ろうとします。出来る限りトラブルは未然に防ぎたい訳なんですよね。
例えば、刺青やタトゥーがある人が10人いたとしてその内の7人が反社、3人はファッションだったとします。
しかし、施設側からすると一人一人に『反社の方ですか?』とは聞けませんよね。だからその可能性のある7人の入場を食い止める為に、まとめて『刺青がある人の入場を禁止』としてるのです。
まとめ
結局のところ、否定だとか肯定だとか日本人同士で言い争っていても結論は出ないってことですね。
刺青を肯定したい人の意見も否定したい人の意見も、どちらもしっかりした主張はあるにせよ、ダメなところではダメ、いいところではいいということ。
ダメだって言われるところでダダこねて文句言うから、更に刺青のイメージが下がるんです。あ、やっぱり刺青ある人ってこうなんだって思われるんです。
『刺青やタトゥーはあってもいい。しかしルールは守ってね』が結論でいいんじゃないでしょうか?
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